インターネットバンキング講座

2021.3.17

#6 銀行のアプリを使えば、家計管理が簡単に!

銀行のアプリを使えば、家計管理が簡単に!

イラストレーション:鈴木みゆき

スマートフォンやパソコンから銀行口座の残高確認や振込などができる、インターネットバンキング。興味はあるものの、はじめるのは難しそうと思っていませんか?

デジタル機器の扱いに苦手意識のある豊さん・涼子さん夫婦と一緒に、インターネットバンキングのはじめかた・使いかたを学んでいきましょう!
今回は、インターネットバンキング機能のある銀行のアプリで、簡単に家計を管理する方法をご紹介します。

<登場人物>

坂本先生
坂本先生:ネットバンキングに詳しいファイナンシャルプランナー
夫婦
豊さん・涼子さん夫婦:涼子さんは、定年後の家計管理について勉強中。自分たちの老後資金も備えつつ、子育てに忙しい娘夫婦への支援もしたいと思っている。一方、豊さんは、細々とした家計管理には興味がない様子。

キャッシュレス決済は便利だけど、管理するのが大変?

涼子さん
最近、クレジットカードの利用が増えたの。だけど、いつ、いくら使ったか、わからなくなってしまって。
坂本先生
クレジットカードは、後でまとめて請求されるので、どれだけ使ったかを自分で管理しておく必要がありますね。
涼子さん
引き落としされる日に銀行の口座が残高不足にならないよう、気をつけておきたいんだけど。
豊さん
私はデビットカードを使っているんだけど、買い物をしたらすぐ銀行の口座から引き落とされるから、その点はわかりやすい。
でも、残高があるからって使いすぎないよう注意しないといけないね。
坂本先生
クレジットカードにデビットカード、そして電子マネーにQRコード決済など、キャッシュレス決済の種類も増えています。
お金の流れが複雑になるので上手に管理したいですよね。
涼子さん
それぞれを管理しながら毎月の家計をやりくりすると考えると、なんだか頭が痛くなりそう。
坂本先生
お二人とも、スマホでインターネットバンキングを利用するために、A銀行のアプリを使っていますよね。銀行のアプリによっては、簡単に家計管理ができるようになるんですよ。
涼子さん
えっ、そうなの? まだまだできることがあるのね?
坂本先生

私のアプリ画面をお見せしますね。銀行の口座とクレジットカードの明細を読み取って、自動で毎月の収支をまとめてくれるんです。

収支管理画面の図
涼子さん
え、どうすればそんなことができるの?
坂本先生
銀行のアプリで、クレジットカードを連携させるんです。まずはログインしてみてください。
涼子さん
あら、確かに「デビット」や「クレジットカード」って書いてあるわね。
各種カード連携画面の図
坂本先生
A銀行のアプリは、同じグループ会社のクレジットカードなら連携させることができます。銀行のアプリでクレジットカードの明細も確認できるようになるんです。
涼子さん
「あの時いくら払ったかしら?」と思ったら、すぐに銀行のアプリから見られるのは便利かも。連携させてみようかしら。
坂本先生
デビットカードの明細も確認できますよ。クレジットカードやデビットカードで金額を設定しておいて、それを超えたら通知してくれる機能もあります。
豊さん
それはいいね! 使いすぎが防げそうだ。

銀行とクレジットカードのポイントを合算できて、管理もラクに!

豊さん
そういえば先日、銀行の窓口へ行ったときにA銀行との取引でポイントが付くって聞いたんだけど。アプリにあるこの「ポイント」は、そのことかな?
坂本先生
そうですね。連携させたクレジットカードのポイントも合わせて管理できる仕組みです。
涼子さん
「ポイントを確認する」のところを押してみるわ。ほんとだ。ポイント残高がでてきた。
坂本先生
A銀行の場合は、インターネットバンキングへのログインや、銀行にあるATMの利用でもポイントが貯まるんですよ。
豊さんの場合は、デビットカードの利用金額に応じてポイントが貯まっているはず。
豊さん

これはうれしいね。

坂本先生
インターネットバンキングで投資信託や外貨預金を購入したときもポイントが貯まるんですよ。せっかくアプリを使っているなら、ポイントを活用したいですね。

家計管理機能で、収支や資産をまとめて管理することもできる!

涼子さん
実は私、B銀行の口座も貯蓄用として使っているんだけど。場合によっては、買い物をしてそこから支払うこともあるの。
坂本先生
そうですよね。多くの人が複数の銀行の口座を利用していると思います。そういった場合も、A銀行のアプリは家計簿アプリと連携することで、ほかの銀行口座の残高確認ができるようになっているんですよ。
豊さん
えぇ! 別の銀行でも確認できるの?
坂本先生
はい、そうなんです。連携している家計簿アプリを使っている人がこの機能を使うと、A銀行やそのグループ会社以外の銀行口座やクレジットカード、電子マネー、証券、さらにはポイントまで、まとめて管理できるんです。
各種資産管理画面の図
豊さん
証券の資産や複数のクレジットカードの利用明細も管理できるんだね?
坂本先生
はい。つまり、毎月の収支とともに、資産全体をアプリで管理できるということです。それを見やすいグラフなどで表示してくれるので、ひと目で視覚的に家計や資産の状況がわかるようになります。

たとえば、こんな感じです。こちらが毎月の収支を把握して家計管理ができる画面で、食費、交通費、衣服代などによって自動的に分類して表示してくれます。
家計管理画面の図
涼子さん
まぁ、便利ね!
坂本先生
資産の画面では、見やすいグラフなどで表示してくれるので、ひと目で資産の状況がわかるようになりますよ。
資産管理画面、グラフ表示の図
涼子さん
すごいわね。
豊さん
連携するには、事前準備が必要なのかな?
坂本先生
はい。お二人は先日からA銀行でインターネットバンキングをはじめましたよね。同様に他の銀行でもインターネットバンキングを利用できるようにしておきます。証券会社ならネット取引、クレジットカードならWeb明細を利用していれば、それぞれパスワートを入力して、インターネット上で確認できるようになっていますよね。
それらを家計簿アプリに登録しておくことで、銀行のアプリでもまとめて管理できるようになるんです。
豊さん
最初はちょっと大変そうだな。でも、それができたら資産をまとめて把握できるから便利だね。
坂本先生
今後、定年を迎えれば、資産計画をしっかりと立てながら、毎月の家計を管理していくことがさらに大切になります。アプリについて勉強しながら、ラクに管理できるような仕組みを今のうちに整えておくのも良いですね。

※2021年3月現在の情報です。今後、変更されることもありますのでご留意ください。

執筆:坂本 綾子(さかもと あやこ)
CFP® /1級FP技能士。大学在学中より雑誌の編集に携わり、卒業後に取材記者として独立。1988年より女性誌、マネー誌などで金融に関する記事を執筆。家計管理、保険、資産運用に関する記事をはじめ、銀行の商品・サービスについても雑誌やWeb媒体で多数執筆。執筆に加え生活者対象のセミナー、家計相談も行っている。著書に「今さら聞けない お金の超基本(朝日新聞出版)」「まだ間に合!50歳からのお金の基本(エムディエヌコーポレーション)」、「年収200万円の私でも心おだやかに毎日暮らせるお金の貯め方を教えてください!(SBクリエイティブ)」など 。

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