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わかると差が出る、
資産運用キホンのキ

2018.3.28

わかると差が出る
「ドルコスト平均法の特徴」

投資の初心者にとって一番の難問は「いつ、どの銘柄を、どれだけ買うか」ということでしょう。ひとつ間違えれば元本割れもあると思うと、それだけで腰が引けてしまうものです。しかし、定期的に一定の金額で購入するドルコスト平均法を活用すれば、効率的な投資ができる可能性があります。

わかると楽しい、イラストシリーズ#7 アイドルコスト平均法 すべてのメンバーに毎月同じ額つぎ込むこと。好きな子がスキャンダルを起こし、ショックを受けることを避ける。

ドルコスト平均法について、詳しくは下記をお読みください。

ドルコスト平均法で効率を高める

ドルコスト平均法とは、価格が変動する商品を、一定の金額で定期的に購入していく方法です。購入金額を一定に保つことで、価格が低いときには購入量が増加し、高いときには購入量は減少することになります。

投資信託の価格は、一般的に10,000口あたりの「基準価額」で表されます。1口1円の商品ならば10,000口で基準価額は10,000円、1口2円の商品ならば基準価額は20,000円になります。もちろん、基準価額は常に上下していますから、毎月同じ金額分を購入したとしても、その時々で何口購入できるかは変わります。

ドルコスト平均法で購入すると、全体平均購入単価を平準化しやすくなりますので、リスクを抑えた方法といえるでしょう。

ドルコスト平均法の具体例

ドルコスト平均法についての具体例として、毎月10,000円を積み立てていく場合を見ていきましょう。

基準価額が10,000円の商品ならば、10,000口購入できることになります。翌月、その商品の基準価額が8,000円に値下がりしました。すると、購入口数は「購入額÷(8,000÷10,000口)」ですので、10,000÷0.8=12,500口、となります。逆に、基準価額が12,500円に値上がりすると、10,000÷1.2=8,000口購入できることになります。

つまり商品が安いときには多く、高いときには少なく買うのが、ドルコスト平均法なのです。

ドルコスト平均法のメリット・デメリット

ドルコスト平均法は、長期の投資をするには相性の良い方法といえます。ですが、効果を最大限に発揮するには、購入する商品の見極めが重要になります。ドルコスト平均法のメリットとデメリットを確認してみましょう。

ドルコスト平均法のメリット
・長期の投資と相性が良い
金融商品の価格は頻繁に上下しますが、ドルコスト平均法は長く続ければ続けるほど、購入単価を抑える効果を発揮してくれます。長期の積立投信には、まさにうってつけの方法でしょう。

・下げ局面に強い
ドルコスト平均法では、基準価額が一時的な下げ局面に入ったとき、下げ幅に応じてより多くの口数を購入することになります。すると、再び基準価額が上がったとき、買い増した口数分だけより多くの利益を得ることができます。つまり、ドルコスト平均法を使えば、「下げ局面こそチャンスになる」というわけです。

購入した商品が値を下げている状況で、さらに多くの口数を買うというのは、少々勇気のいるアクションですが、ドルコスト平均法で積立投信を運用しておけば、機械的且つ効率的に口数を増やせます。

ドルコスト平均法のデメリット
・下落し続ける商品では損が増えていく
一定額で買い続けるドルコスト平均法では、商品の基準価額が下がるほど購入口数が増えていきます。一時的な下げ局面ではそれがチャンスとなりますが、長期にわたって基準価額が下がり続けると、総購入額に対して評価額がマイナスになってしまいます。

ドルコスト平均法を活用しよう

ドルコスト平均法は長期の投資と相性がいいのですが、購入したまま放置しておくと、思わぬ結果につながりかねません。その点に注意しながら、ドルコスト平均法を活用してみてください。

>ドルコスト平均法のメリット、デメリット