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2018.4.18

わかると差が出る
「NISA(ニーサ)のはじめかた」

投資の利益について、一定の非課税枠を設定できる「NISA(ニーサ)」。税金を引かれずに、利益を受け取ることができるため、広く注目されています。ここでは、NISAを始める方法を解説していきます。

わかると楽しい、イラストシリーズ#16 ニーサん口座を作る 弟(ジュニアNISA)ができたニーサん。兄として家族の未来について改めて考え、口座を作りにきた。

NISA(ニーサ)の口座開設について、詳しくは下記をお読みください。

投資初心者こそ活用したいNISA(ニーサ)

2014年からスタートした少額投資非課税制度NISA。株式投資や投資信託での売却益や配当金には、約20%の税金が課せられますが、NISAはこれらの税金がゼロになります。ただし、制限があり、年間購入額は120万円まで、非課税の期間は購入から5年となります。少額から投資を始めることができ、税制優遇もあるため、投資初心者こそ活用したい制度といえるでしょう。

・NISA(ニーサ)を始めるために必要なもの
NISAは、いくつかの準備を済ませれば、すぐに始めることができます。まずは、NISAを始めるために必要なものを確認していきましょう。

・NISA口座
取り扱いのある金融機関で口座を作ることができます。NISAの口座は、一人につき1つしか持つことができません。ですから、どの金融機関に口座を持つかが重要になります。手数料や使い勝手の良さ、扱っている商品の豊富さなどをしっかり比較し、金融機関を決めましょう。

・投資資金
投資というと、たくさんの資金が必要と考えてしまうかもしれませんが、少額でも始めることができます。生活状況や預金額などから、無理のない範囲で投資資金を決めましょう。

口座開設までの具体的な流れ

NISAを取り扱う金融機関には、銀行や証券会社があります。NISAの口座開設には、税務署の審査が必要です。また、多くの金融機関では、店舗に出向くことなく口座開設が可能です。「NISAを始めたいけど、面倒なのは嫌」という方でも、それほど難しくはないと言えるでしょう。では、口座開設までの流れを、簡単に見ていきましょう。

1. 金融機関で口座を開設する
NISAを始めたい金融機関に口座がなければ、新規で口座開設をします。例えば、銀行でNISA口座を作りたい場合は、普通預金口座が必要になります。すでに口座がある場合は、新たに開設する必要はありません。

2. NISA口座の開設を申請する
NISA口座開設申込書に必要事項を記入し、個人番号(マイナンバー)や本人確認書類(免許証のコピーなど)を添えて、開設申請をします。必要な書類は金融機関によって違いますので、各金融機関で確認しましょう。

3. 税務署の審査を受ける
金融機関が税務署に書類を送って審査が行われます。税務署の審査には、一定期間かかります。

4. 口座開設
税務署から金融機関に審査結果が通知されます。問題がなければ口座を開くことができます。

NISA(ニーサ)運用時の注意点

さて、NISA口座を開いたら、あとは運用するだけです。選んだ金融商品を買い付け、そのまま寝かせてもいいですし、追加の買付や売却などもできます。ただし、NISAでの運用には、いくつか注意しておきたい点があります。

非課税になる120万円は「購入額」
「NISAは年間120万円までの投資が非課税」なのですが、この120万円は「運用額」ではなく「購入額」です。例えば、50万円の商品を買って、それをすべて売却したあと、さらに買付できるのは70万円(120万円ー50万円)までになります。年間の購入額を把握しながら、120万円までに収める必要があります。

非課税枠の持ち越しはできない
ある年に100万円しか投資しなかった場合、余った20万円分の枠は翌年に繰り越すことはできず、そのまま消滅します。これも非課税枠の無駄使いといえますが、枠を使い切るために無理な投資をするのも本末転倒です。NISAを始めるなら、数年先までを見越した上で、自分に合った投資計画を立てるのが良いでしょう。

NISA(ニーサ)を活用してみよう

NISAのはじめかたについて、概要をみてきました。詳しくは、金融機関のホームページなどでご確認ください。将来の備えとして、NISAを活用した資産づくりを検討してみてください。