あなたは理解できてる? 高校で始まった「金融教育」

2022.9.28

保険は何を助けてくれる? 家族で知っておきたい保険の基本

保険は何を助けてくれる? 家族で知っておきたい保険の基本
2022年4月から、高校で金融教育が始まりました。実際に学ぶ内容を知ることで、自身の金融リテラシーを見つめ直し、今後の生活に備えるきっかけとしてみませんか。
今回は、「保険」について学びます。
保険には、死亡保障に限らず、医療保険、就労不能保険、がん保険等の生命保険や、自動車保険、傷害保険、地震保険等の損害保険、といったさまざまな商品があります。それぞれどのような場面で役立つのかを知り、ご自身や家族の現在や将来を考えて、本当に必要なものを選んでいくことが大切です。

登場人物

父 マサル

父:マサル 45歳
会社勤め。会社の同僚に資産運用を勧められているが、知識不足が理由でなかなか始められずにいる。

母 クミ

母:クミ 42歳
パート勤務。高校での金融教育がスタートしたことを知って、自身も家計管理のために金融知識を深めたいと思っている。

息子 ショウ

息子:ショウ 17歳
公立高校2年生。部活のサッカーに熱中しつつも、来年の大学受験のために勉強にも力をいれていかなきゃと考えている。

娘 リカ

娘:リカ 14歳
公立中学2年生。ピアノとバレエが得意。

母の妹 ユウコ

母の妹:ユウコ 38歳
ファイナンシャルプランナー。職業柄金融知識にくわしいが、話すと少し熱くなってしまうタイプ。

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貯蓄は三角、保険は四角という言葉があります。貯蓄は年月とともに右肩上がりに金額が増えていきますが、保険は、加入した直後から契約期間を通して一定した保障を受け取れる、安定した「四角形」だという意味です。

▼必要な保険はどう選べばいい? 整理してみよう
保険の選び方のきほん

しかし、例えば生命保険で考えてみましょう。一家の大黒柱に万一のことがあった場合、残された家族に必要な保障額は、歳と共に変化していきます。子どもの教育費一つをとっても、まだ小学生であれば中学校以降の教育費が必要ですが、大学生ならば卒業までの数年分となります。子どもが独立していれば、さらに必要保障額は少なくなります。

▼ライフイベントごとに考えてみよう! これからの人生の必要保障額は?

就職後に必要な備えとは?

結婚のタイミングで必要な備えとは?

出産のタイミングで必要な備えとは?

ペットと暮らすのに必要な備えとは?

住宅購入のタイミングで見直すべき備えとは?

定年退職のタイミングで必要な備えとは?


いつまでも四角のままではなく、年々減少する必要保障額に合わせて保険金の額も減っていくように見直し、預貯金等、他の資産とのバランスを考えてみることが大切です。

▼あなたにはどんな保険が合っている? 迷ったらプロに相談してみよう
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次回は、便利ですが無計画に使ってしまうとリスクも伴う、クレジットやローンについて解説します。
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金融教育ワンポイント!

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※2022年9月現在の情報です。今後、変更されることもありますのでご留意ください。

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