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2018.1.10

#7リスクを抑える「時間分散」

手元にある100万円を投資しようかなと考えたとき、いきなり全額投資するのは得策ではありません。金融商品には値動きがあり、どのタイミングで購入すべきかを判断することは難しいからです。そこで取り入れたいのが時間分散です。例えば「ドル・コスト平均法」という方法があるので、詳しく見てみましょう。

ドル・コスト平均法で
平均購入単価を低くする

ドル・コスト平均法は投資信託を購入するときによく使う方法で、同じ商品を定期的に定額で購入し続ける方法です。定額を購入するので、値動きをいちいちチェックする必要もありません。

月ごとに価格変動する、みかんの購入に例えると、よりわかりやすいです。
下の例では、毎月4個ずつ購入するよりも、毎月400円ずつ購入した方が、1個あたり37.5円安く買うことができました。

「同じ数ずつ買う」よりも「同じ金額ずつ買う」方が、価格が高い時に少なく、価格が安い時に多く買うことができて、平均購入単価を低くすることができたからです。

毎月変わるみかんの値段 どっちの買い方がおトク?

このように、毎月一定金額ずつ購入することで、購入コストを抑える投資法をドル・コスト平均法と言います。数ではなく、金額に着目した投資法です。

※上記は積立投資の効果を分かりやすく示すためのイメージ図であり、実際の積立投資の成果を示唆あるいは保証するものではありません。

長期保有で
リスクを抑える

今度は、購入した金融商品をいつまで持てば良いか考えてみましょう。保有期間が長くなればなるほど、リスクを減らすことができます。手堅く運用したいときには期間を長めに、できれば10年以上保有する事で、リスクを抑えることができます。

運用する機関でリスクとリターンはどう変わる?(国内株式・海外株式・国内債券・海外債権へ、分散投資した場合)

1970年1月から2015年6月まで保有した場合の保有期間別の年率平均リターンの推移について示しています。
※国内株式は東証一部上場株式全銘柄の時価総額加重平均、海外株式はMSCIコクサイ、国内債券はNOMURA-BPI、海外債券は1985年以前はイボットソン・アソシエイツ・ジャパン外国債券ポートフォリオ、1985年以降はシティグループ世界国債(除く日本)です。
出所:イボットソン・アソシエイツ・ジャパン Copyright © 2015 Ibbotson Associates Japan, Inc.
(注)上記のデータ・分析等は過去の一定期間の実績に基づくものであり、将来の投資成果および市場環境の変動などを保証もしくは予想するものではありません。
(注)上記のデータはすべて円建てで、配当や利息などのインカム・リターンは再投資されたという前提に立っています。特に断りのない限り、税金やコストは考慮していません。また、実際にこれらの資産クラスやインデックスには直接投資できるわけではありません。

ここがポイント ここがポイント

毎月一定金額を購入する「ドル・コスト平均法」を活用し、また長期保有をすることでリスクを軽減させ、安定した資産運用が期待できます。