見る。考える。資産運用
2018.2.7
#10では、投資信託の分配金について解説しましたが、分配金には、「受取型」と「再投資型」の2種類があります。「受取型」はその名の通り、分配金を現金として受け取れます。「再投資型」は、受け取った分配金を現金にせず、そのまま同じ投資信託を追加購入し、利益を生み出すための元本にすることです。前回と同様に、ニワトリと卵を使って解説します。
運用利益(卵)が多く得られた場合を見てみましょう。
このとき、産まれた卵を分配金として受け取り、換金するとすぐにお金が手に入ります。これを「受取型」といいます。生活費やおこづかいの足しにするなど、定期的に運用の成果を少しずつ受け取りたい場合に適しています。
一方、分配金として受け取った卵を再び育てて、ニワトリに成長させ、とれる卵を増やしていくこともできます。これを「再投資型」といいます。
複利の効果が期待できますので、長期での投資を考えている場合は、再投資型を検討してみてはいかがでしょうか?
おすすめ記事
本サイトの掲載情報は、各記事の掲載時点で当行が信頼できると判断した情報源をもとに作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当行は保証を行っておりません。