
みんなのマネーニュース
2021.7.28
「エシカル消費」という言葉を聞いたことがありますか? 「エシカル消費」とは、日々の買い物などの消費行動を通じて、社会や環境を良くしていこうというものです。
人ごとのように感じてしまうかもしれませんが、自分の子供や孫の世代に豊かな環境や持続可能な社会を作っていくためには、一人ひとりの取り組みが大切になってきます。
今なぜエシカル消費が注目されているのか、そして、どのような行動がエシカル消費につながるのかを見ていきましょう。
まずは、日々の買い物のなかでどれくらいエシカル消費ができているかをチェックしてみましょう。下記を見て実践できていない項目があれば、これから意識して取り組んでみるといいでしょう。
※フェアトレードとは、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、開発途上国の生産者・労働者の生産力や経済状況の向上を目指す貿易の仕組み。
□寄付が付いた商品やサービスを購入する※東京都の情報サイト「東京くらしWEB」を参考に筆者作成。
※東京都の情報サイト「東京くらしWEB」を参考に筆者作成。
今後、私たち一人ひとりの消費行動の変化が、持続可能な社会をつくっていきます。日々の選択が不公平な社会を変えたり、豊かな環境を残すことにつながったりといった、想像力を持ち、少しずつでも行動を変えていきましょう。
持続可能な社会をつくるという意識はビジネスの世界でも高まっており、社会や環境に配慮した取り組みを掲げる企業が増えています。
例えば、資産運用を通じて社会貢献をするという考え方もあり、三井住友銀行では、iDeCoに加入する際に「みらいプロジェクトコース」を選ぶと、毎年一人当たり100円を、未来を支える子どもたちのために三井住友銀行が寄付するといった商品があります。
iDeCo×社会貢献 三井住友銀行のみらいプロジェクトコース
先述しましたが、SDGsのゴール12「つくる責任、つかう責任」にあるように、つくる側(企業)とつかう側(消費者)側の双方の意識が変わることが、よりよい未来をつくりだすカギを握っています。
まずは、今日の買い物から、エシカル消費を実行してみてはいかがでしょうか。
※2021年7月現在の情報です。今後、変更されることもありますのでご留意ください。
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