スペシャルコンテンツ

2022.2.16

AKB48武藤十夢に聞く! アイドルのせきららマネー事情

AKB48武藤十夢に聞く! アイドルのせきららマネー事情
アイドルグループAKB48のメンバーとして、10代から活動する武藤十夢さんに、アイドルのリアルなマネー事情を取材!

華やかに見えるアイドルたちのお金の使い方や、武藤さん自身のお金の価値観やルールについて、せきららに語ってもらいました。
武藤十夢さん①

プロフィール

武藤 十夢(むとう とむ)
1994年11月25日、東京都生まれ。2011年にAKB48の12期生として加入。2019年に気象予報士試験合格を果たし、2020年に成城大大学院経済学研究科修了。2021年には、ファイナンシャル・プランニング2級技能士(FP2級)を取得。お天気キャスターや女優としても活動の場を広げている。

使いみちは十人十色! 華やかなアイドルの知られざる金銭感覚とは?

取材中の武藤十夢さん①
――武藤さんは、16歳でAKB48に入られましたが、アイドルになる前となってからでは、お金の使い方や金銭感覚は変化しましたか?
武藤さん 私の場合、ほぼ変わっていないと思います。というのも、大学を卒業するまで、ずっと親にお金を管理してもらっていて、お小遣い制だったんです。毎月、同じ額を私専用の預金口座に振り込んでもらい、そこからやりくりするスタイルでした。 大学院に入ってからは、預金額やお金の流れを正確に把握したいと思い、自分で管理をするようになりましたね。
――お給料が増えたかどうかに関わらず、お小遣いの額は変わらなかったのですね。不満はなかったですか?
武藤さん 必要なものは相談すれば買えたので、特に不満はなかったです。逆に、自由にお金を使える環境だったら、金銭感覚が変わってしまっていたかも……。そう考えると、親に感謝しています。

うちはちょっと独特で、子どもの頃、親と一緒に買物に行くと「なんでも好きなものを“1個だけ”買っていい」という決まりがあったんですよ。1個しか選べないから、毎回真剣(笑)。初めてメンバーと一緒にコンビニに行ったとき、みんなが好きなものをどんどんカゴに入れるのを見て「え、1個じゃないの!?」とカルチャーショックを受けました。
取材中の武藤十夢さん②
その名残があって、今でもモノを買う時は、時間をかけて吟味しますし、衝動買いもしないですね。
――親御さんのユニークなお金教育で、堅実な金銭感覚が養われたのですね。一般的にアイドルというと華やかなイメージが強いのですが、周りの皆さんのお金の感覚はいかがでしょうか?

武藤さん  何にお金をかけるかは、それぞれの価値観によって違うなあと感じます。親に仕送りをする子もいれば、おうちにお金をかける子、コスメに費やす子、語学を学んだり、ダンス教室やボイストレーニングに通ったり自己投資を重視する子もいます。自分の好きなことにお金を使うことは、仕事をがんばるモチベーションになるのでいいですよね。

私も以前、自分へのご褒美として5万円くらいの美顔器を買ったことがあります。肌が綺麗になると気持ちも前向きになるし、ファンの方も喜んでくださるので、ある意味これも自己投資かなと。

アイドルの「必要経費」は洋服代や美容費!? メンバー同士で洋服や小物の交換も

取材中の武藤十夢さん③
――アイドル活動を続ける上で、どんな「必要経費」があるのでしょうか?

武藤さん  やはり人前に出る仕事なので、洋服代や美容費がメインですね。握手会やSNS用にきちんとした洋服を買ったり、美容室で定期的にお手入れしたりするので、それなりにお金がかかるなあという印象です。
同じ洋服を何度も着るというわけにもいかないですし。

メンバー同士で洋服や小物を持ち寄って「気に入ったものがあったら持っていってね」と、楽屋がフリマ状態になっていることもありますよ。

――AKB48内でのフリマ、楽しそうですね!

武藤さん  若手の子にとっては節約にもなりますし、憧れの先輩の持ち物をもらえるのがうれしいですよね。私も先輩の洋服をもらうこともありますし、妹にあげることもありますね。

――ほかにも、“アイドルならでは”のお金のかけどころで、驚いたことはありますか?

武藤さん  これはAKB48のメンバーに限ったことかもしれないのですが、みんなイベントが好きなので、コロナの前は、ハロウィンや誰かの誕生日などはパーティールームを借りて豪勢にお祝いしていました。みんなでワイワイ言いながら飾り付けをしたり、ケーキを特注したり。「楽しく過ごす」ということに、思い切りお金をかけるのが特徴かもしれません。コロナが収束したら、またやりたいですね。

堅実? それとも大胆? 武藤さん流お金のルール

取材中の武藤十夢さん④
――お金の使い方にマイルールやこだわりはありますか?

武藤さん  そうですね……。自己投資にかけるお金は惜しまないと決めています。

大学時代から5年かけて気象予報士の資格を取ったときには塾に通い、2021年の夏にFP2級を取得したときもオンライン講座で学ぶために自分のお金を使いました。ほかにも、ボイストレーニングや原稿読みの個別レッスンに通うなど、スキルアップにつながるものは、自分の資産になるので、どんどん使って良いと思っています。

――生きたお金の使い方を意識されているのですね。

武藤さん  メリハリは大事だと思うんです。リフレッシュにお金を使うのも、お仕事をがんばるためには必要。大好きなテーマパークの年間パスポートを買ったり、おいしいご飯を食べに一人で旅行に行ったり。コロナの収束後は、食べ物がおいしそうな新潟に行ってみたいと思っています。

――お金を使いすぎないために工夫していることはありますか?

武藤さん  毎月自由に使って良いお金の上限を決め、預金口座を分けています。だいたい収入の2割くらいが目安ですね。その範囲内なら何に使ってもOK。私はゲームやアニメが好きなのでゲームソフトを買ったりキャラクターグッズを買ったりすることが多いですね。香水集めも趣味なので、いろいろな種類の香水を買って楽しんでいます。あとは、遊びに行ったり、親や友達にプレゼントしたり、「今月少し余ったからタクシーに乗っちゃおう」という時も。

武藤さん  お給料が増えても、この自由に使えるお金の金額は変えないようにしています。よく「一度生活水準を上げると元に戻すのは大変」と言うじゃないですか。この先何があるか分からないですし、本当に必要なときに「お金がない」を理由に諦めるのは嫌なので、貯蓄はきちんとしておきたいです。

武藤さんの毎月の支出グラフ
――預金口座はいくつに分けているのですか?

武藤さん 給料振込用の口座と自由に使って良い口座の2つです。
実家暮らしのため、住宅費や水道光熱費はかかりませんが、それ以外の固定費が給料振込口座から引き落とされ、最終的に残ったお金が貯蓄になるという感じですね。家計簿アプリを使って管理しています。

アイドルも資産運用する時代! 武藤十夢さんの将来設計

取材中の武藤十夢さん⑥
――昨年はFP2級の資格を取得されました。なぜお金のことを学ぼうと思われたのでしょうか?

武藤さん  コロナ禍で自分に向き合う時間が増え、前から興味のあったお金のことを本格的に学んでみたいと思いました。勉強をすることで、税金の仕組みを知って「これまで損をしていたな」と反省したり、経済ニュースも自分なりの解釈ができるようになったり、さらにSDGs(持続可能な開発目標)に関心を持つなど世界が広がりました。AKBのメンバーから、お金に関する質問や相談を受けることもあるんですよ。

――武藤さんは実際に資産運用もされていらっしゃいます。きっかけはなんだったのでしょうか?

武藤さん  雑誌で資産運用に関する連載をやったことがきっかけです。もう3年になりますね。もともと親が投資をしていたので興味はあったものの、ギャンブル的なイメージがあって「ちょっと怖いな……」と思っていたんです。

でも、お金の勉強をするうちに、資産を分散しながら、長期でコツコツ積み立てるようなやり方なら、リスクを抑えながらじっくりと資産を作っていくことができると知りました。今はNISAを使って、投資信託と個別株に投資をしています。

取材中の武藤十夢さん⑦
――自己投資でコツコツとスキルアップをしながら専門性を増やしている、武藤さん自身のお仕事のスタンスとも共通する気がします。

武藤さん ありがとうございます(笑)。リスク分散というのもありますが、興味がどんどん広がっているという感じですね。投資は、時間を武器にできるので、早く勉強するほど、有利になると思います。

――最後にこれからの目標を教えてください。

武藤さん  気象予報士とFPの資格を生かし、「お天気とお金」をテーマに掘り下げてみたいと考えているところです。

身近なところでいえば、温暖化が進むと冷房代がどれくらい違ってくるのか、アイスの売り上げなど、経済面でどんな影響あるのかなど、環境問題に経済がどう影響してくるのか、わかりやすく伝えられたらと。もっと学びを深めて、自分なりの発信ができたらおもしろいなあと思っています。

――お天気×お金のテーマ、おもしろいですね! 楽しみにしています。
武藤十夢さん②

※2022年2月現在の情報です。今後、変更されることもありますのでご留意ください。

シリーズの記事一覧を見る >

本サイトの掲載情報は、各記事の掲載時点で当行が信頼できると判断した情報源をもとに作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当行は保証を行っておりません。